ロッテ141戦目のV逸 今季初黒星の佐々木千が悔し涙 井口監督「全員で反省」
「楽天2-1ロッテ」(27日、楽天生命パーク宮城)
力尽きた。残り3試合、2勝1分け以上で優勝の可能性が残っていた中での141試合目。ロッテは佐々木千が八回につかまり逆転負け。05年以来のリーグ優勝を逃し、選手はぼう然と正面を見つめ、今季初黒星の佐々木千は涙を流して悔しがった。
井口監督は「バントミスもあった。結果論ですけど、勝てる試合をしっかり取っていかないと。我々は全員で反省しないといけない」と振り返った。初回にレアードの適時二塁打で先制も二回以降打線が沈黙。七回無死一塁では角中が送りバントを失敗するなど、優勝争い終盤に「この1点を、つかみ取る。」のスローガンどおりの野球ができなかったことも反省材料とした。
「先発陣で貯金ができているのは小島だけ。そこは整備をしていかないといけない」と井口監督。課題も明確となったが、まずはCSにすべてをかける。