楽天・石井監督「絶対に戻って来ます」本拠地での日本シリーズ実現誓う

最終戦を勝利で終え、ファンにあいさつする楽天・石井一久GM兼監督=楽天生命パーク(撮影・西岡正)
 ホーム最終戦を終え、場内一周でファンに手を振る田中将(左)=撮影・西岡正
 8回、小深田の適時打で勝ち越しの生還をする小郷(撮影・西岡正)
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 「楽天2-1ロッテ」(27日、楽天生命パーク宮城)

 楽天が今季のレギュラーシーズン最終戦を白星で締めくくった。CSファーストステージであたることになったロッテに勝利。接戦をものにした。

 八回に執念の攻撃を見せた。先頭・島内が内野安打で出塁するなど、1死一、二塁のチャンスを作り、代打・小深田が右前打。二走の小郷がヘッドスライディングで本塁に生還し、ベンチも総立ちとなった。

 先発の則本昂は3回1失点。3年ぶりの規定投球回に到達し、通算1500奪三振も達成した。

 石井監督はファンに向かって感謝の思いを語り、「またこの風景を見るために絶対に戻ってきます」と日本シリーズ進出を誓った。試合終了後にナインはマウンド付近に整列。マイクの前に立った指揮官は「口べたで無表情で思いが伝わるか分からないですけど」と切り出し、「温かいご声援、大きな拍手をいただき本当にありがとうございました」と頭を下げた。

 11月6日からはロッテとのCSファーストステージが待ち受ける。「また皆さんにお会いできる可能性、また大きな拍手をもらえる可能性、その挑戦権は得ましたので」と語った石井監督は「それを実現するためには舞台は日本シリーズしかありません。もう少し、僕たちに力、またご声援、大きな拍手をよろしくお願いします。精いっぱい戦ってきます。また会いましょう」と力を込め、ファンからは大きな拍手が巻き起こった。

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