巨人・原監督「一人一人が肝に銘ずる」10連敗脱出でノムさんの名言引用

 DeNAとの今季最終試合を勝利で飾り、横浜のファンに手を振って引き揚げる原監督(中央)ら巨人ナイン(撮影・高石航平)
 ほおづえをつきながら戦況を見つめる原監督(撮影・高石航平)
 2回、同点2ランを放ったウィーラーをポーズで迎える原監督(撮影・高石航平)
3枚

 「DeNA2-3巨人」(20日、横浜スタジアム)

 巨人が逆転勝ちで連敗を10(3引き分け含む)で止めた。14試合ぶりの勝利で、CS進出に王手をかけた。

 ようやくトンネルを抜けた。六回まで8残塁で2併殺と再三チャンスをつぶす、苦しい展開。だが、七回1死から丸が右翼ポール際へ21号ソロ運び、これが決勝点となった。

 試合後の原監督は安どの笑み。「トンネル、もっと長いぞ、トンネルのもっと長いのは何て言うんだよ?」と冗談まじりで10連敗を振り返った。

 何とか接戦を制したが、「この勝利というものをやっぱり良薬として、それぞれが受け止めてほしい」と指揮官。名将の野村克也氏が残した名言を引用し、「やっぱり負けている時というのはしっかりと原因が分かるものでね。野村さんが『負けに不思議の負けなし』というね、やっぱりまさにそうだし、そういう部分は『ああ、よかった』じゃなくてね、一人一人が肝に銘ずるというところが大事なところですね」とうなずいた。

 巨人は残り2試合。連敗した場合、広島は残り6試合で5勝1分以上が必要となる。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス