楽天・涌井がリリーフ登板で1回無失点 石井監督「チームのピースにはまるように」
「楽天5-6西武」(17日、楽天生命パーク宮城)
楽天の涌井秀章投手がリリーフとして8月22日以来の1軍登板に臨み、1回を1安打無失点に抑えた。
3点ビハインドの八回から4番手として登板。ファンから大きな拍手が送られ、マウンドに上がった。1死から岸に右翼線への二塁打を浴びるも後続を切って、今季初のリリーフ登板も難なくこなした。
石井監督も右腕の投球に「うまくイニングをまとめてくれた。先の起用法は分からないが、しっかりとチームのピースにハマるようなスポットで行ってもらおうと思っている」と話した。
涌井は今季の開幕投手を務め、3・4月の月間MVPを獲得するなど、順調な滑り出しを見せていた。しかし6月以降は白星から見放され、8月22日・日本ハム戦で先発し、2回2失点で負け投手となって以降、2軍での調整が続いていた。