巨人4年ぶり8連敗 惨め完封負けで10戦勝ちなし 原監督「ファンに申し訳ない」
「巨人0-3阪神」(14日、東京ドーム)
惨めな姿をさらした。巨人はわずか1安打に封じ込まれて完封負けを喫し、4年ぶりの8連敗(1分けを挟む)。なんと10戦連続白星なしの低迷ぶりだ。原監督は、厳しい表情を浮かべて「本当にジャイアンツファンに申し訳ない」と謝罪した。
今季最後の伝統の一戦で、本拠地のファンを何度もガッカリさせた。またも高橋に、ねじ伏せられ7回で11三振。9月25日の対戦で完封を許しており、これで2戦連続2桁三振、16イニング連続無得点と完全にカモにされている。
相手に好投されたこともあるが、打線の不振は深刻だ。9試合連続で2得点以下という貧打ぶりが、全てを物語っている。打線について指揮官は「何とか、うーん、何て言うか、言葉がなかなか出てこないね」と言葉少なだった。
最大で15あった貯金を吐き出し勝率5割となった。「まだまだ、できるチームだと思います。何とかしなきゃいけませんね」。まずは大失速を止めなければならない。