中日引退試合は真剣勝負 優勝争いのヤクルト相手にネットで賛否も

 「中日-ヤクルト」(13日、バンテリンドーム)

 今季限りで引退する山井大介投手が先発。野手では同じく現役引退を表明している藤井が1番・右翼でスタメンに名を連ねた。

 優勝争いをしているヤクルトが相手ということもあり、ネットでは試合前に両軍ファンから賛否の声が続々。「わざと三振とかやめてほしい」、「相手を選べなかったのか」など懸念する声が相次いでいた。中日はこの3連戦が今季最後の本拠地試合となっている。

 引退試合では相手に花を持たせる形で、三振や全球直球のケースが多い。ただ、この日はガチンコ勝負だったもよう。一回、マウンドに上がった山井は先頭の塩見に対して初球は143キロの直球。2球目はカーブで三塁線へのファウルとなった。

 3、4球目はボール球、最後はこん身のスライダーで空振り三振に仕留めた。投球を終え、山井は涙を流した。大きな拍手を受けるなか、ヤクルトベンチに深々と頭を下げた。

 また、その裏の攻撃では藤井が3球三振。最後はサイスニードの149キロ外角直球にバットが出なかった。

 ネットでは山井と塩見の対決について「最後は山井らしいスライダー」「まだやれそう」など惜しむ声や、「ヤクルト優しいな」と感謝する声も。

 また、3球三振で苦笑いを浮かべる藤井の姿に「これはかわいそう」、「仕方ないし、藤井らしい」、「ヤクルトからしたら優勝争い優先」などの声が寄せられた。

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