巨人2位指名左腕がドラフト当日に延長18回の死闘 JR東日本・山田、力投実らず

 6回、渡辺の勝ち越し打で喜ぶJR東日本・山田
 セガサミー相手に力投するJR東日本・山田
 セガサミー相手に力投するJR東日本・山田
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 「都市対抗野球東京地区予選・第3代表決定戦、セガサミー4-3JR東日本」(11日、神宮球場)

 ドラフト当日に異例の死闘となった。都市対抗本戦出場を懸けたJR東日本とセガサミーの一戦は午後5時59分プレーボールから、両軍譲らず。3-3となった七回裏以降はゼロ行進が続き、延長戦となった。

 この日、巨人からドラフト2位指名を受けたJR東日本・山田龍聖投手は九回から登板すると、延長十六回1死まで無安打に封じていった。続く同十七回には2死二、三塁のピンチを防いだが、同十八回に勝ち越し本塁打を浴び、無念の降板。9回1/3を3安打1失点、146球の力投も実らなかった。

 山田は150キロを超える直球とチェンジアップが武器の左腕で、高卒3年目と若さも魅力の今秋ドラフト上位候補と目されていた。同期入団だった阪神・伊藤将司から左腕エースを継承。チームは本戦出場を懸け、12日も明治安田生命との第4代表決定戦に臨む予定となっている。

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