「プロ野球ドラフト会議」（１１日、都内ホテル）

　楽天に育成１位で指名された宮森智志（２３）＝四国ＩＬｐ高知＝が、早期の支配下登録、そして同じチームとなる田中将大投手（３２）のような投手に成長することを誓った。

　育成での指名に「指名されるかどうかわからなかったので、素直に嬉しい」と破顔した宮森。「まずは支配下登録を目指します」と力強く宣言するとともに「田中将大投手のように、自分の仕事をしっかりこなせる投手になりたい」と、大きな目標を定めた。

　１９３センチの恵まれた体格から投げ下ろす最速１５１キロのストレートと、決め球のフォークは迫力満点。四国ＩＬｐ高知に入団した今季は、元阪神の吉田豊彦監督（５５）の指導で制球面で成長。主に先発として１６試合に登板し、５勝を挙げた。

　対戦したい選手にはソフトバンクの柳田悠岐外野手（３３）とオリックスの吉田正尚外野手（２８）を挙げた２３歳。「１年目から名前を覚えてもらえるように頑張りたい」と、気合を入れた。