楽天が痛恨のサヨナラ負け 田中将の力投も報われず 西武は岸が劇的な一打

先発し7回2失点だった田中将
7回、同点打を許した田中将(中央)のもとに集まる楽天の捕手炭谷ら
同点を許した7回を終え、ベンチに戻る田中将
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 「西武3-2楽天」(10日、メットライフドーム)

 楽天がサヨナラ負けを喫した。

 二回に制球難の相手先発・渡辺勇から1死満塁の先制機を作り、炭谷の投ゴロで本塁が憤死となったあとに捕手・森の一塁送球がそれる間に二走渡辺佳が生還した。さらに暴投で1点を加えた。

 それでも以降はなかなか得点できない重苦しい展開。序盤は7四球を奪ったが2得点に終わり、同点に追いつかれて迎えた八回には1死一、三塁から茂木がスクイズを敢行するも捕手への小フライとなり、勝ち越せなかった。

 先発の田中将は7回7安打1失点。今季21登板中10度目のHQS(7イニング以上投げて自責点2以下)を達成したが、またしても打線の援護なく、7月13日以来の白星を逃した。最終回に西口が岸にサヨナラ打を浴びた。

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