楽天・松井 復帰めど立たず 石井監督「なかなか難しい状況」
楽天の石井一久監督(48)が8日、右太ももを痛めて8月から戦線を離脱している守護神・松井裕樹投手の現状を語った。
負傷当初は1カ月程度での復帰を見込んでいたが「なかなか難しい状況にあると思う。風邪じゃないので。ケガなので」と左腕について明かした指揮官。11日から始まるフェニックス・リーグでの実戦復帰にも「今の段階では、まだまだそこには入ってこないかな」と消極的だった。
松井は今季43試合に登板して0勝2敗24セーブ、防御率0・63と安定した数字を残している。守護神の離脱が長引くのは痛いが、7日・ロッテ戦(ゾゾ)では安楽が1点差を守り切り、プロ初セーブをマーク。“代役”の奮闘も著しく、中継ぎ陣全員で松井の穴をカバーしている。