ソフトバンク・柳田 8度目の月間MVP受賞も「運が良かった」「満足いっていない」
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、6日に発表された9月度「大樹生命月間MVP」のパ・リーグ野手部門に選出された。昨年10・11度以来、自身8度目の受賞となった。
9月の柳田は月間打率.358をはじめ29安打、17得点、長打率.617の4部門でリーグトップの成績を残した。また、月間の全22試合に先発出場し、うち18試合で安打を放った安定感と、10試合のマルチ安打を記録したことも評価された。
同日、オンライン会見を行った柳田は「運が良かったかなと思います。数字は満足いっていない」と振り返った。現在、チームが4位に低迷しておりリーグ連覇はおろかCS進出も危ぶまれる状況だ。主力の一人として責任を痛感しており、表情は険しかった。
一方で、個人としては初めての本塁打王タイトル(現在トップのオリックス杉本29本、柳田27本)の期待がかかる。「逆境の中でも頑張ろうと思っている。それが成長につながる」と残り少なくなったシーズンでの活躍を誓った。



