楽天 七回2死走者無しから執念逆転劇 山崎剛が同点二塁打、岡島が勝ち越し2点打
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「ソフトバンク-楽天」(5日、ペイペイドーム)
楽天が1点ビハインドの七回に3得点し、逆転に成功した。
2死走者なしから怒濤(どとう)の攻撃を見せた。火付け役は渡辺佳。この日4安打目となる中前打を放つと、炭谷が四球で続き一、二塁。ここで1番・山崎剛が左中間を破る同点適時二塁打を放った。
ここ最近は1番に定着し、好調を維持する背番号34。「前の打席でやられていたので、なんとかランナーを返してやるという気持ちで打席に入りました」とコメントし、塁上では何度もベンチに向かってガッツポーズを見せた。
さらに2死二、三塁で岡島が一塁手の横を抜ける勝ち越し2点右前適時打。ここぞの場面での一打に石井監督も拍手を送った。
この日は初回から先発の早川が満塁弾を浴びるなど、序盤は劣勢の展開。それでも五回に浅村、島内の適時打で2点を加え、六回には渡辺佳に一発が飛び出し、1点差まで追い上げて七回の逆転劇につなげた。