楽天・田中将大 NPB復帰後初完投も7敗目 日米通算2500投球回飾れず
「楽天0-2ロッテ」(3日、楽天生命パーク宮城)
楽天・田中将大投手(32)は日本球界復帰後初めて完投したが、打線の援護に恵まれず7敗目を喫した。一回に球が高めに浮き、3長短打を浴びるなど2点を失ったが、その後は得点を許さなかっただけに「初回の入りが全て」と悔やんだ。
七回には無死一、二塁で2者連続でスリーバントを失敗させるなど粘りの投球。後半戦の初白星はまたもお預けとなったが、112球で最後まで投げ切り「尻上がりに投げられた」と手応えを語った。
この試合で日米通算2500投球回を達成。「長い間投げられている証しだと思う。いつも支えてくれる家族、ここまで携わってくれたいろいろな方々に感謝したい」と話した。