楽天・石井監督 途中出場の若手に注文「すごく残念だった」
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「楽天8-5日本ハム」(30日、楽天生命パーク宮城)
2連勝とし、首位・ロッテに3・5差とした楽天。石井一久監督は主力の奮闘をたたえながらも「茂木とかが引っ込んだ後にグラウンドの雰囲気が緩んだ。そこは自分の中ではすごく残念だった」と途中出場でミスのあった若手選手たちに注文を付けた。
試合は前日に続いて、この日も打線がつながりを見せた。同点の四回に茂木のバックスクリーンへの2ランで勝ち越すと、2死満塁から岡島が走者一掃の適時二塁打。この回、一挙に5得点した。
五回には島内に球団生え抜き選手のシーズン最多を更新する19号ソロが生まれるなど、さらに2点を追加した。
しかし、8-2で迎えた八回に途中出場の村林の失策がきっかけとなり、4番手の西口が2失点。途中から三塁の守備に回った渡辺佳の悪送球もあった。
「僕もいますよっていう存在感を出してほしいと、特に途中から出ていった子には思いました」と語った指揮官。若手に失敗を恐れない貪欲な姿勢を求めた。