ヤクルト・雄平が今季限りの引退発表 東北高からドラ1で19年間「素晴らしい経験」

 ヤクルト球団は29日、雄平外野手(37)が、今季限りで現役を引退すると発表した。

 後日、引退会見が実施される予定で、引退試合・セレモニーの実施については現時点では未定だという。

 雄平は球団を通じ「ヤクルト球団には、高校を卒業して19年間という長い間お世話になり、プロ野球選手として素晴らしい経験をさせていただきました。ここまでやって来られたのは、これまで携わっていただいた、監督・コーチやチームメート、球団関係の皆さま、応援していただいた皆さんのおかげです。特にファンの皆さんの温かい応援は力となり励みにもなりました。

 そして、最後に家族に『ありがとう』を言いたいです。思い返すとたくさんの思い出がよみがえりますが、中でも2015年、サヨナラヒットで優勝を決めたことが、一番印象に残っています。多くの方々に支えていただき、19年間のプロ野球生活を過ごすことができました。ありがとうございました」とコメントした。

 燕一筋の19年間だった。雄平は東北高から02年ドラフト1巡目で投手として指名され、ヤクルトに入団。10年から野手に転向し、14年には打率・316、23本塁打で初のベストナインにも選出された。15年の優勝にも貢献したが、今季はここまで1軍での出場はなかった。

 投手から野手へ、人一倍の努力とひたむきさで走り抜けた19年。投手の通算成績は144試合で18勝19敗1セーブで防御率4・96。打撃成績は968試合で打率2割9分1厘、66本塁打、386打点、41盗塁だった。

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