ロッテ投壊被安打14 佐々木朗の登板回避響き連敗 今季7度目の零封負け
「ロッテ0-5ソフトバンク」(23日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの佐々木朗が急きょ先発を回避。影響は大きかった。腰の張りを訴えた右腕の代役として、2年ぶりに登板した土肥は2回3失点と穴を埋められず。井口監督は「急きょでしたけど、あれだけ(球が)高く行くとやられてしまう」と淡い期待も崩れた。2番手以降も捕まって14安打を浴び、8月17日以来の2連敗を喫した。
代役左腕は初回を無失点に抑えたが二回に一変。先頭・柳田にバックスクリーンへ特大の先制弾を浴び、この回だけで5安打3失点。「優勝争いをしている中でチャンスをいただいたのに全く何もできませんでした」と悔しがった。
序盤からのビハインドで打線も沈黙した。5安打で今季7度目の零封負け。2位・オリックスも敗れたため、2・5ゲーム差は変わらないが、最短での優勝マジック点灯「19」は25日へと、また延びた。「しっかり切り替えていく」と井口監督。24日からはリーグで唯一負け越している西武3連戦(メット)。16年ぶりのリーグVへ正念場だ。