巨人スカウトも舌を巻く 駒大・鵜飼がバックスクリーン直撃の衝撃弾
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「東都大学野球、駒大7-1中大」(13日、神宮球場)
今秋ドラフト候補の駒大・鵜飼航丞外野手(4年・中京大中京)が12球団スカウト陣の前で豪快なアーチを放った。四回無死三塁からの第2打席で、「うまく捉えたのでよく飛びました」と内角低めの直球をバックスクリーンに直撃させる2ラン。視察した巨人・榑松スカウト部次長が「すごかったね。センターに“引っ張った”ような打球」と舌を巻くほどの当たりで、バックネット裏に強烈な印象を残した。
身長182センチ、体重100キロとどっしりとした体格を誇る右の大砲は第1打席でも中前へ運んで2安打2打点と勝利に貢献した。今春まで差し込まれるケースが多かった点を反省し、「ワンテンポ早く(タイミングを)取ることを変えました」と修正。追い込まれても自分の“間”でバットを振れるようになってきた。ドラフト会議が10月11日に迫る中、「とにかく優勝したいので。そんなに意識はしていない」と自然体で挑む。