逆転のロッテが一夜で首位奪還!井口監督「あしたが本当の勝負」

 通算150セーブを達成したロッテ・益田(右)を出迎える井口監督(撮影・高部洋祐)
8回、球団通算8000号となる勝ち越し3ランを放ったマーティン(79)を出迎える井口監督(右)=撮影・高部洋祐
力投する二木(撮影・高部洋祐)
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 「オリックス1-4ロッテ」(8日、ほっともっとフィールド神戸)

 ロッテが首位攻防第2ラウンドを制し、首位に返り咲いた。

 1点を追う六回にはマーティンが右線適時二塁打を放ち同点とすると、八回にもM砲が右翼席へ25号決勝3ラン。今季26度目の逆転勝ちと打線が粘り強さを発揮した。

 井口監督は逆転勝ちに導いたのは先発二木の7回1失点の粘投があるからこそとたたえた。「二木が七回まで投げてくれたことが、一番、大きかった。低めに丁寧に投げる。これが彼の一番の持ち味。こういう投球をすれば、もっと勝てる」と手放しで喜んだ。

 前夜は逆転サヨナラ負けを喫したが、一夜で首位奪還を果たした。指揮官は「あしたが、本当の勝負なので、久しぶりの石川にしっかり投げてもらって、打線が序盤から援護できるようにしていきたい」と、冷静に第3ラウンドを見据えた。

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