ロッテが51年ぶりの9月首位 井口監督「最後まで継続できれば」

 日本ハム打線を相手に力投する先発のロメロ
 2回、先制の適時内野安打を放った荻野。右は本塁へ向かう三走・角中
 2回、荻野が三塁に先制の適時内野安打を放つ
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 「ロッテ2-1日本ハム」(5日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが3投手の継投で逃げ切り、2020年8月1日以来の首位に立った。デーゲームで敗れたオリックスとゲーム差なしで並び、勝率で上回った。

 二回に1死満塁から萩野の三塁内野安打、藤原の中犠飛で2点を先制。先発のロメロが7回を7安打9奪三振1失点と好投し、後を受けた国吉、益田が無失点でつないだ。チームは最近10試合で7勝1敗2分けと好調を維持している。

 井口監督は「ここまで本当に、みんな頑張ってくれて、こういう今順位にいますので、我々は全員で束になって、1試合1試合戦うのがマリーンズの今年の目標なので最後までこれを継続できれば」と、リーグVを見据えた。

 初回に左ふくらはぎに死球を受け途中交代した藤原についても「張りが強くなってきましたし、早めに交代させましたが、あさって(7日・オリックス戦)いけるために外したので、しっかり処置をしていってもらいたいなと思います」と状態がよくなることを願った。

 ロッテの9月以降の首位は前後期制の1973~82年を除き、リーグ優勝した70年以来、51年ぶりとなった。2005年にリーグ優勝しているが、この年はレギュラーシーズンは2位で、プレーオフを制しての優勝。最後に首位に立ったのは同年6月27日だった。

 70年のロッテは濃人渉監督が指揮を執り、木樽正明、成田文男、小山正明が先発3本柱を形成。アルトマン、ロペス、有藤通世、山崎裕之らが中心の打線も強力で、全球団に勝ち越し、60年以来10年ぶり3度目の優勝を飾った。

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