京大が開幕戦白星 194センチ右腕・水口が自己最速149キロマークで好救援

 「関西学生野球、京大5-3近大」(4日、わかさスタジアム京都)

 約3時間の激闘の末、京大が近大を5-3で下して2014年の春季リーグ戦以来の開幕戦白星を挙げた。

 3-3で迎えた八回に1死満塁のチャンスを作ると、押し出し四球と北口の犠飛で勝ち越した。投げては、七回から2番手で登板した身長194センチの大型右腕・水口創太投手(3年・膳所)が2回無失点と好救援。八回の先頭打者への6球目で京大史上最速タイ(同校初のプロ入りを果たした田中英祐以来)に並ぶ149キロをマークするなどして大学初勝利を挙げ、「自分が勝利投手になれるとは…心の底からうれしいです」とはにかんだ。

 1浪して医学部人間健康学科に入学した秀才で、浪人中は一日10時間の勉強漬けだったため1年間は野球から離れていたというが、入学してからのウエイトトレなどが功を成し「140出てたかどうか」という球速は順調に上がり続けている。将来は「実力があるなら社会人、プロも視野に入れていきたい」と意気込む水口。制球力などまだ荒削りな部分もあるが、素材は十分。まずは今リーグ戦で存在感を示し、来年のドラフト候補に名乗りをあげる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス