楽天・マー君 奮投8回125球実らず 4試合連続被弾「失点の仕方が最悪」
「楽天4-8西武」(3日、楽天生命パーク宮城)
125球の熱投は実らなかった。楽天・田中将が今季最長タイの8回を投げて7安打4失点。シーズンでは2013年9月13日以来となる120球を超える球数を投げ、フィジカル面では満足しながらも「4点取られてしまっているので、ダメだなと思います」と厳しい自己評価を下した。
打順が2回り目に入った1点リードの四回に急変した。先頭・源田に右前打とされると、森、中村の連続適時打で、あっさりと勝ち越しを許して一挙に3失点。1点を追いかける八回には川越に4試合連続被弾となるソロを食らい「失点の仕方が最悪だった」と悔やんだ。
七回を終えた時点で球数は109だった。降板も視野にあった中、「大丈夫です。行けます」と八回の続投を志願。その結果の被弾に「打たれてしまっているんで何の格好もつかないですけど」とうつむいた。
チームは同点の九回に守護神・宋家豪が乱れて4失点。悔しさしか残らない連敗となった。