“智弁決戦”塁上では「ナイスバッティング」敗れた智弁・前川は「最高の相手だった」

閉会式後、グラウンドで交流を深める智弁和歌山ナイン(右)と智弁学園ナイン=甲子園(撮影・高部洋祐)
7回、ファウルを放ち悔しがる智弁学園・前川右京=甲子園(撮影・高部洋祐)
閉会式後、記念写真に納まる両校ナイン=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「全国高校野球選手権・決勝、智弁和歌山9-2智弁学園」(29日、甲子園球場)

 智弁和歌山が“智弁対決”を制し、夏は21年ぶり3度目、春夏通算4度目の優勝を飾った。

 両校の対戦は甲子園では19年ぶり2度目となったが、前回に続いて智弁和歌山が勝利。智弁学園の夏初優勝はお預けとなった。

 中盤から智弁和歌山が突き放す展開となったが、塁上では互いに言葉を交わす場面もあった。智弁和歌山の二塁手・大仲は「塁に出たとき、みんな友達というか知り合いだったので。『ナイスバッティング』と話したりした」と明かした。

 智弁学園・前川は「最高の相手と試合ができて良かったです」と充実の笑み。1年生から活躍してきたが、「甲子園は自分を気持ちの面で成長させてくれる場所でした」と振り返った。

 兄弟校で、昨年12月には3泊4日の修学旅行にも一緒に行った間柄。試合後は両校一緒に朱赤の「智弁」のユニホームが混ざり合い、記念撮影も行った。ともに甲子園で1年生から活躍してきた智弁和歌山・徳丸、智弁学園・前川も談笑し、握手を交わした。

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