楽天・石井監督 負け投手の安楽をかばう「ここまで抑えてきてくれている」
「楽天1-3ロッテ」(27日、楽天生命パーク宮城)
ロッテに惜敗し、3位転落となった楽天。石井監督は、八回に勝ち越しを許し、負け投手となった安楽に対し「ここまでしっかりと抑えてきてくれている。逆に言うと、今日のところは気にしないで明日に備えてほしいと思います」と責めることはなかった。
安楽は1-1の八回に田中将の後を受けて登板し、中村に勝ち越し弾を浴びるなど、2失点。今季38試合にして初黒星を喫した。
この試合前までで防御率1・16の成績を残し、中継ぎ陣をけん引しているだけに石井監督も「安楽がやられたことはしょうがないかなと思います。ここまで防御率も1点台で来ているピッチャーに1回打たれたからって『何だ!』って言うのはちょっと違うと思いますし」と語った。
一方で、初回に先制しながらも追加点が遠かった打線については「少し重いところもあるし、なかなか調子の出てこない選手もいる」と指摘。「もう一度模索して明日に臨みたいと思います」と話した。




