ロッテが価値あるドロー 九回2死から追いつく 井口監督「よくつないでくれた」
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「日本ハム3-3ロッテ」(24日、札幌ドーム)
ロッテが土壇場の九回に粘りを発揮。3点差を追いつき、今季14度目の引き分けに持ち込んだ。
九回、杉浦を攻め立て無死一塁から田村が左線適時二塁打を放ち1点を返した。2死まで追い込まれたが、荻野が左中間を破る適時二塁打で1点差となると、一塁ベンチは活気づく。続く藤原が四球で出塁で一、二塁となり中村奨が右前へ同点適時打。井口監督は「最後なんとかみんな集中力を持ってやってくれた。みんなよくつないでくれた」と粘りを発揮した打線をたたえた。
同点となり最後は益田が三者凡退で締め、ドロー。引き分けの試合で最後に投げた投手には「引分」が記録されるが、日本記録をさらに更新する13「引分」となった。井口監督は「打線がそれ以上に点を取れていないところもあるので、勝ちで行ってもらえるように、しっかりと点を取ってほしい」と勝ち試合の登板になるよう、打線に注文をつけた。