高校野球 大会第10日の見どころ 優勝候補の大阪桐蔭と近江の近畿勢対決

 8回、適時二塁打を放つ近江・山田(撮影・北村雅宏)
 17日の東海大菅生戦で好投する大阪桐蔭・松浦(撮影・坂部計介)
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 第103回全国選手権大会は23日、大会10日目を迎える。2回戦の最後に登場するのは、優勝候補の大阪桐蔭と滋賀の強豪・近江の近畿勢対決だ。

 【第1試合】大阪桐蔭(大阪)-近江(滋賀)

 大阪桐蔭は投打ともに充実。最速150キロ左腕・松浦慶斗投手、最速154キロ右腕・関戸康介投手(ともに3年)を筆頭に、先発能力の高い投手が複数枚そろう。打線は3番・池田陵真外野手、4番・花田旭外野手(ともに3年)を軸にどこからでも得点につなげることができる。

 近江は、来秋ドラフト候補の山田陽翔投手(2年)とエース・岩佐直哉投手(3年)で必勝リレーを築く。新チームから捕手に転向した島滝悠真捕手(3年)のリードがカギとなりそうだ。島滝は初戦の東北日大戦で2ラン含む3安打4打点をマークするなど、打撃も好調。大黒柱として攻守でチームをけん引できるか。

 そして、午後5時からは史上初めて全国高等学校女子硬式野球選手権大会の決勝が、甲子園球場で行われる。

 【決勝】神戸弘陵(兵庫)-高知中央(高知)

 5年ぶり2度目の日本一を目指す神戸弘陵は、日高結衣投手と安藤蓮姫捕手の2年生バッテリーが軸。必勝パターンである、日高から最速123キロ右腕・島野愛友利投手(3年)への継投のタイミングがカギを握る。一方、高知中央は創部3年目で決勝進出をつかんだ。安定感抜群のエース右腕・和田千波留投手(3年)を打線が後押しできるか。

 どちらが優勝旗を手にしても、歴史的な一戦になることは間違いない。

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