敦賀気比が16強 16安打8得点で北信越対決制す 日本文理は九回猛攻も届かず

 5回、森田の適時打で生還する敦賀気比・前川(左)=撮影・高石航平
 1回、日本文理・岩田を遊ゴロ併殺打に仕留める敦賀気比・本田(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、敦賀気比8-6日本文理」(20日、甲子園球場)

 両軍合わせ30安打の乱打戦は福井代表の敦賀気比が16安打で8得点し、19年に続き2大会連続で初戦を突破。甲子園で初対戦となった新潟勢の日本文理に打ち勝った。

 敦賀気比は初回2安打などで1死満塁とし、5番・前川誠太遊撃手(3年)が中犠飛を放ち、先制。2回には6安打を集中させ、無死満塁から1番・東鉄心内野手(3年)が左前打、2番・沼田航外野手(3年)が右二塁打を放つなどし、5得点。序盤にリードを奪った。

 日本文理は四回に6番・玉木聖大外野手(2年)の左越え2ランで反撃。五回、八回と1点を返し、九回にも得意の猛反撃に出たが、敦賀気比は先発した本田が再登板し、逃げ切った。

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