三重が7年ぶり夏の甲子園で初戦突破 先発・上山が完封 走者出しても粘り

 2回を無失点で切り抜け、サムアップでベンチに走る三重・上山(撮影・高石航平)
 完封勝利を挙げ、グラブタッチを交わす三重・上山(右)=撮影・北村雅宏
 7安打無失点の完封勝利を挙げた三重・上山(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、三重2-0樟南」(20日、甲子園球場)

 三重が準優勝した14年以来、7年ぶりとなる夏の甲子園で、初戦突破を果たした。

 三重の先発・上山は初回に2安打を許したがレフト原田の好返球で失点はなし。四回の2死一、三塁のピンチも空振り三振でしのいだ。四球、失策を含めると八回まで毎回走者を出したが、要所で踏ん張る投球で、白星をつかんだ。

 打線は二回に宝田が犠飛。四回には上山自身がタイムリーを放ち、リードを広げた。

 樟南の先発・西田も2失点完投。チームとしてもいい守備を見せていたが、あと1本が出なかった。

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