高校野球 20日のみどころ 近江-日大東北はノーゲームからの再試合

 降雨のためノーゲームとなり、身支度を調える近江ナイン(撮影・高石航平)
 3回、近江・井口は先制本塁打を放ち笑顔で生還する(撮影・坂部計介)
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 第103回全国高校野球選手権は20日、大会7日目を迎える。19日の日程再編により、4試合を予定。各ゲームの見どころを紹介する。

 【第1試合】近江(滋賀)-日大東北(福島)

 近江はエース・岩佐直哉投手(3年)と2年生・山田陽翔投手の速球派右腕で必勝リレーを築く。新チームから扇の要に転向した島滝悠真捕手(3年)のリードがカギ。日大東北は“日替わり打線”で打順が入れ替わり、得点につなげる。今大会での退任を表明している宗像忠典監督に聖地星を贈りたい。

 【第2試合】西日本短大付(福岡)-二松学舎大付(東東京)

 西日本短大付は投打にバランスが取れている。林直樹内野手、三宅海斗捕手(いずれも3年)の中軸は強力。エース右腕・大島柊投手(3年)も今夏の福岡大会全7試合で先発するなどスタミナは折り紙付きで、同校夏10勝目へと導く。二松学舎大付は今秋ドラフト候補の最速146キロ左腕・秋山正雲投手(3年)がけん引。コースを突く投球にチェンジアップで緩急も自在に操る。

 【第3試合】樟南(鹿児島)-三重(三重)

 樟南は守りを重視する「樟南野球」で5年ぶりの聖地を戦う。エース・西田恒河投手(3年)は最速145キロの速球に多彩な変化球を持ち合わせる本格派左腕。鹿児島大会全6試合で先発し、計48イニングをほぼ一人で投げ抜いた。三重は強力打線が武器。三重大会全6試合を2桁安打と隙のない打線で5年ぶりの初戦突破を目指す。

 【第4試合】日本文理(新潟)-敦賀気比(福井)

 日本文理は新潟大会全6試合で2桁安打をたたき出した強打の打線が魅力。チームの大黒柱は身長185センチ右腕・田中晴也投手と竹野聖智捕手の2年生バッテリーだ。敦賀気比は3大会連続10度目の夏の甲子園出場。プロ注目の大島正樹外野手(3年)を中心とした強打の打線で勝ち上がる。

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