阪神園芸わずか51分の神整備 「雨がやんで“1時間以内”と考えて整備」秘密兵器は“オムツ”

 天候不良が続く中、阪神園芸による神整備で“3日”ぶりにゲームが実施された。大会第3日は、ノーゲームとなった12日から46年ぶりに3日連続で順延。この日も朝から雨が降りしきり、第1試合の試合開始を遅らせることが決定していた。

 小雨になりだした午前9時31分、「11時プレーボール」との球場アナウンスとともに、20人以上の阪神園芸スタッフが作業を開始した。秘密兵器“オムツ”を使用して内野グラウンドの水抜きから始まり、ぬかるんだ土の除去と外野の芝の水抜きを同時進行した。

 さらに、マウンドとホームのシートが取り除かれるとすぐさま土が補充され、あっという間に作業終了。開始からわずか51分で完璧な状態に仕上げ、10時13分に第1試合の両チームがグラウンド入りすると、応援団から拍手が起こった。

 作業を行った阪神園芸スタッフは「いつも雨がやんでから“1時間以内”と考えて整備している」とコメント。今後も不安定な天気が続くが、「順延続きで応援団が来られなくなったという話も聞いた。できるだけ予定通りに進めてもらえるようにしたい」と大会を支えていく考えだ。迅速な整備もあり、3時間遅れながら予定通り4試合が組み込まれた。

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