午後9時40分、高川学園が押し出しサヨナラ勝ち 史上最も遅い試合終了時刻

小松大谷対高川学園 9回、サヨナラ勝ちし、喜ぶ高川学園ナイン=甲子園(撮影・北村雅宏)
小松大谷対高川学園 サヨナラ勝ちし、校歌を歌う高川学園ナイン=甲子園(撮影・北村雅宏)
小松大谷対高川学園 整列後、互いの健闘をたたえ合う両チームナイン=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校野球選手権・1回戦、高川学園7-6小松大谷」(15日、甲子園球場)

 夏の甲子園史上、最も遅い試合開始時間となる午後7時10分に始まった試合は、最も遅い試合終了時間となる午後9時40分に劇的な幕切れとなった。

 高川学園は6-6で迎えた九回、1死満塁から1番・山が押し出し四球を選びサヨナラ勝ち。甲子園初勝利を飾った。

 九回は先頭の隅田が四球で出塁。河野の犠打と山見の四球で1死一、二塁とした。ここで小松大谷は吉田にスイッチ。この日2度目の登板の吉田に対し、中村がストレートの四球を選んで満塁としていた。

 序盤は小松大谷のペースだった。四回までに5-0とリードを奪っていた。高川学園は四回に4番立石の2ランなど4点を奪い1点差。その後1点ずつ奪い、八回に源の適時打で同点としていた。

 大会本部によると試合時間が確認できるこれまでの最も遅い試合開始時間は1965年の第47回大会・報徳学園(兵庫)-広陵(広島)の午後6時50分。最も遅い試合終了時間は1968年の第50回大会初日の津久見(大分)-高岡商(富山)の午後9時27分だった。

 試合はカクテル光線の中、午後7時10分にプレーボールがかかり、史上最も遅い開始時間となった。プロ野球も全試合終了した後、九回裏に入って午後9時28分を回り、最も遅い試合終了時間も更新していた。

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