「西武－楽天」（１３日、メットライフドーム）

　７月に巨人から楽天にトレード移籍した炭谷銀仁朗捕手が、古巣・西武の本拠地であるメットライフドームに楽天移籍後初めて足を踏み入れた。試合前練習中にはウグイス嬢から場内アナウンスで歓迎される場面もあり、苦笑いを見せる一幕もあった。

　楽天の試合前練習中に突如ウグイス嬢が場内アナウンスで「夏以降の活躍が印象的だった炭谷銀仁朗選手、パ・リーグにお帰りなさい」などのメッセージが場内に流れた。バッティングケージ横で打撃練習の順番を待っていた炭谷は苦笑いを浮かべながら、バックネット裏の放送席の方を向いて、軽く頭を下げた。

　炭谷は２００５年の高校生ドラフト１位で西武に入団。１８年まで西武でプレーし、１８年オフに巨人へＦＡ移籍。その後、７月に金銭トレードで楽天に移籍していた。