夏の甲子園、日程消化ピンチ 13日も雨予報、休養日削減も

 台風9号の接近で順延となった開幕日に続き、12日の大会3日目も降雨のため順延となった。大会本部によると、決勝戦は27日にスライドし、現時点では3日間の休養日も維持する方針だ。

 しかし、13日以降も甲子園球場のある兵庫県西宮市は雨が続く予報となっており、順調に日程が消化できるかは不透明。もう1日順延となれば、今大会から新設した準々決勝前日の休養日を削る方針。さらに順延が続く場合は、準々決勝後の休養日で高校女子硬式野球の決勝を予定しており、決勝前の休養日をなくす可能性もある。

 また、1日3試合の日を4試合に変更することも視野に入れ、極力27日までの日程消化を目指す方針。それも不可能となれば、28日に決勝を延ばす可能性もあるとした。

 選手権では03年・第85回大会で3日、順延した例がある。今大会は東京五輪開催の影響で開幕日が例年よりずれ込み、3日目にしてすでに2日順延。31日にはプロ野球・阪神-中日戦が甲子園で組まれており、全日程の消化が危惧される。

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