阪神の梅野、岩崎、青柳が金メダル獲得の思い語る 青柳は「救われた」

アップする岩崎(左)と梅野=甲子園(撮影・山口登)
キャッチボールする青柳=甲子園(撮影・山口登)
岩崎と話をする矢野監督(左)=甲子園(撮影・山口登))
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 東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」で金メダルを獲得した阪神・梅野隆太郎捕手、岩崎優投手、青柳晃洋投手が12日、改めて喜びを語った。

 後半戦の初戦となる13日・広島戦(京セラ)に向けて、甲子園の室内練習場で調整した3人。練習を終えた梅野は「開催にあたっての感謝の気持ちと、チーム一丸となって、稲葉監督の下、結束っていうスローガンの下で勝ち取ったので。本当、チーム一丸で取った金メダルの重みというか、実際に本当に重かったんですけど、自分たちが取れた重みというものを感じた金メダルでした」と振り返った。

 東京五輪決勝・米国戦では、1点リードの八回無死一塁から登板し、3人で封じた岩崎は「(優勝して)最初はほっとしましたけど、こうやってチームに戻ってきて、いろんな方に『おめでとう』と言ってもらえて。うれしさが大きいですね」と笑みを浮かべた。

 また、金メダルを仲間に披露し、「いろんな反応がありますね。見るだけでいいという人もいますし。ちょっと触るのは…。首にかけるのは(遠慮する)という人もいますし、たくさんです」と話した。

 青柳も歓喜の瞬間を思い返す。「野球に関してはすごく悔しい気持ちの方が大きいですけど、チームが勝ってくれたというのが唯一救われたなという部分はありますし。僕自身初めての代表だったり、人生初めて優勝したというのもありますし、本当に素晴らしい経験をたくさんさせてもらったなというのが一番です」と率直な思いを口にした。

 後半戦初先発は、17日・DeNA戦(東京ドーム)が濃厚。16年ぶりの優勝へ向けて最高のスタートを切りたい。「オリンピックでは活躍できなかったですけど、阪神ではしっかり野球で活躍して、優勝メンバーの一員として胸張って優勝できたと言えるように頑張りたい」と気持ちを高ぶらせた。

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