「東京五輪・野球・３位決定戦、ドミニカ共和国１０－６韓国」（７日、横浜スタジアム）

　韓国がドミニカとの３位決定戦に逆転負けを喫し、銅メダルを逃した。

　初回からつまずいた。先発のキム・ミンウが２本の本塁打を浴びるなど４失点。追いかける展開となった。それでも３点差で迎えた五回にカン・ペクホの適時打など一挙４点を奪い逆転に成功した。

　１点リードの韓国は必勝パターンに入り、八回に元阪神のオ・スンファンを投入。だが、満塁から暴投で追いつかれると、なおも続くピンチに、かつて巨人に在籍したフランシスコに２点二塁打を浴び勝ち越しを許した。さらに続く、ミニセスに２ランを被弾。わずか１／３を投げて５失点と大炎上した。

　勝ったドミニカ共和国は五回途中からマウンドに上がった、巨人のメルセデスが好救援。同国初のメダル獲得に大きく貢献した。