韓国 苦杯…5日米国との敗者復活戦へ 金卿文監督、執念の抗議も実らず
「東京五輪・野球・準決勝、日本5-2韓国」(4日、横浜スタジアム)
韓国は必死の継投策で粘ったが、八回に力尽きた。同点の2死満塁。高祐錫が山田に走者一掃の3点二塁打を浴び、韓国ベンチは静まり返る。ライバルに敗れ、5日の敗者復活3回戦で米国と対戦することになった。
勝利への執念を燃やし続けた。山本を六回に攻略し、姜白虎、金賢洙の適時打で一時は同点に追いついた。六回2死一、二塁の守備では二走・近藤が大きく離塁しているのをみて、捕手が送球。セーフの判定にリプレー検証を要求したが、判定は覆らなかった。八回も近藤が一塁を駆け抜けた後にラインの内側へ走り込み、アウトではと抗議したが、判定は変わらなかった。
「5日の試合に向けて、切り替えたい」とは金卿文監督。2大会連続の金メダルへ、決勝でのリベンジマッチを目指す。