東海大菅生が4年ぶり聖地夏切符!千田が決勝の特大3ラン センバツに続き2季連続

4回東海大菅生1死一、三塁、レフトへ特大の3ランを放つ東海大菅生・千田光一郎=東京ドーム(撮影・伊藤笙子)
3回東海大菅生2死二塁、左中間へランニング2ランを放ち、ベンチ前で雄たけびを上げる東海大菅生・堀町沖永=東京ドーム(撮影・伊藤笙子)
3回東海大菅生2死二塁、左中間へランニング2ランを放った堀町沖永と抱き合う東海大菅生・本田峻也(手前)=東京ドーム(撮影・伊藤笙子)
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 「高校野球西東京大会・決勝、東海大菅生8-3国学院久我山」(2日、東京ドーム)

 東海大菅生が“一発攻勢”で4年ぶり4度目の夏切符を決めた。1-3の三回に堀町沖永外野手(3年)の左中間への2点ランニング本塁打で同点とすると、続く四回に千田光一郎外野手(3年)が左翼スタンド上段に突き刺す特大3ランで一気に突き放した。

 投げてはエース左腕の本田峻也投手(3年)が序盤に失点を重ねたが、四回以降は立ち直って6回3安打3失点にまとめた。九回は決勝アーチを放った千田が登板。3人で仕留め、歓喜の輪の中心となった。

 若林弘泰監督は優勝インタビューで「きょうは“千田劇場”だったですね。きょうだけはほめてあげようかなと思います」とヒーローを称えた。今春センバツに続く2季連続の聖地出場。春は準々決勝で中京大中京に完敗しただけに「甲子園の忘れ物を取りに行こう」と挑んだ夏だった。強力打線を引っ提げ、4年前の4強超えを狙う。

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