28年ぶり甲子園へ西条農が4強 3投手継投で逃げ切る 準決勝は広島新庄戦

 「高校野球広島大会・準々決勝、西条農4-2高陽東」(28日、しまなみ球場)

 西条農が逃げ切り、優勝した1993年以来、28年ぶりのベスト4進出を決めた。

 初回2死三塁から主将の4番・村中の中前適時打で先制すると二回、四回にも1点を追加。中盤は高陽東に一時は1点差まで詰め寄られたが、3投手の継投で相手の反撃を振りきった。

 就任以来、初めてとなる夏4強入りを果たした三浦謙二郎監督は「どこが(勝敗の)ポイントかは分からないが、初回から全員緊張感を持って臨むことができたと思う」と振り返った。

 準決勝は30日に春夏連続の甲子園出場を狙う広島新庄と対戦する。

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