専大松戸が夏の地方大会決勝初タイブレーク制す 6年ぶり夏切符 吉岡サヨナラ満弾

 サヨナラ満塁弾を放った専大松戸・吉岡(撮影・中田匡峻)
 サヨナラ満塁弾を放った専大松戸・吉岡(撮影・中田匡峻)
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 「高校野球千葉大会・決勝、専大松戸10-6木更津総合」(21日、ZOZOマリンスタジアム)

 専大松戸が夏の地方大会決勝で史上初めてタイブレークへ突入した激戦を制し、15年以来6年ぶり2度目の夏切符をつかんだ。1-3だった五回に一挙5点を奪って逆転したものの、八回に3点をかえされて同点。延長戦に突入しても両軍互いに譲らぬ展開となった中、タイブレークとなった延長十三回無死満塁から吉岡道泰外野手(3年)が試合を決めるグランドスラムを右翼スタンドにたたき込んだ。

 従来は決勝だけは延長十五回まで行い、同点の場合は引き分け再試合(再試合ではタイブレークを適用)としていた。今年2月に故障予防の観点から、日本高野連は今春センバツから主要大会の決勝でもタイブレークを採用することを発表。今夏の地方大会決勝ではこの日の千葉大会決勝が第1号のケースとなった。

 タイブレークは人為的に走者を置き、早期決着を図る特別ルールだ。高校野球では2018年春のセンバツから導入され、夏の甲子園や地方大会でも一律に採用。延長十二回までに決着していない場合、十三回は無死一、二塁から開始となっていた。

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