「マイナビオールスターゲーム２０２１・第２戦、全パ４－３全セ」（１７日、楽天生命パーク宮城）

　楽天勢が本拠地開催の球宴で躍動した。

　３番・左翼でスタメン出場した、島内は４打数３安打３打点の活躍で文句なしのＭＶＰ。八回には右翼線への決勝適時二塁打を放ち、勝利に貢献した。

　目の下にはアイブラックで「○」と「×」をペイントして、試合に臨んでいたが、試合後には「○」と「○」に変わり、「（×から）○に変わりました」とお立ち台で笑顔を見せた。

　初めての球宴。しかも本拠地でＭＶＰ。「自分も初めてのオールスターで緊張の中、松田さんがほっぺたに○と×を書いてくれたので、緊張がほぐれた。本当にありがとうございます」とソフトバンク・松田に感謝する一幕もあった。

　投手陣も則本昂が２回無安打無失点。九回は守護神・松井が３人で試合を締める活躍を見せた。

　試合前には田中将、浅村が欠場となった中で、楽天勢が２０１１年以来、１０年ぶりの仙台開催の球宴で元気な姿を見せつけた。