オールスターで異例のリクエスト 原監督が要求し、セーフの判定がアウトに覆る

 7回、ソフトバンク・栗原の二ゴロで三走のソフトバンク・松田を挟殺した後、三塁を狙う一走のオリックス・杉本をタッチアウトにする阪神・梅野(撮影・高石航平)
 7回、オールスターでは珍しいリクエストに、笑顔でビジョンを確認するDeNA・山崎(中央)ら全セナイン(撮影・高石航平)
 7回、守備での判定に対してリクエストを要求する巨人・原監督(撮影・高石航平)
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 「マイナビオールスターゲーム2021・第2戦、全パ-全セ」(17日、楽天生命パーク宮城)

 第1戦に続き、第2戦も両指揮官の真剣勝負がオールスターを盛り上げた。球宴で異例のリクエスト。判定は覆り、会場は大きな拍手でわき上がった。

 2点を追う七回のプレーだ。無死一、三塁から、栗原の打球が二塁へ。二塁・山田が本塁に送球し、三走・松田を挟む形に。最後は捕手・梅野が松田をタッチアウトにした。

 さらに三塁を狙った一走・杉本が三塁へ突っ込んできたが、これを梅野がそのままタッチに向かった。一度はセーフの判定となったが、これに全セ・原監督がすかさずベンチを飛び出し、リクエストを要求した。リプレー検証の結果、アウトの判定に覆り、一気に2つのアウトを奪った。

 勝利を目指した、シーズンさながらの真剣勝負。16日の第1戦では、原監督が30年ぶりの犠打を指示し、全パ・工藤監督が申告敬遠を送るなど、大いに盛り上げた。

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