ロッテ・佐々木千隼 初球宴で好投も まわりはスターばかり「そっちの緊張の方が」
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「マイナビオールスターゲーム2021・第1戦、全パ4-5全セ」(16日、メットライフドーム)
ロッテの佐々木千隼投手が、5年目で初めて球宴に出場し、1イニング3人斬りを果たした。
七回から登場。先頭近本を一ゴロ。坂本には2ボール2ストライクからの5球目に低めのスライダーを決め、空振り三振。最後は佐藤輝をスライダーで中飛に。シーズンどおりの力みのない淡々と投げるフォームできっちり抑えた。
「独特の雰囲気でしたけど、楽しんで投げられたと思います。リラックスして結果を気にせず、とにかく楽しめたらと思っていたのでよかったです」と安どした。
今季はここまで31試合に登板し4勝12ホールド1セーブ、防御率1・06とキャリアハイの成績を残し監督推薦で選出された右腕は「レギュラーシーズンのほうが緊張はしましたね。まわりがスターばかりで、そっちの緊張の方がありました」と、ベンチでの気づかいに苦労したようだ。