ソフトバンク・石川が8敗目、4回途中4失点KO「完全に自分の力不足」

 「ソフトバンク2-6楽天」(13日、ペイペイドーム)

 ソフトバンク・石川柊太投手が3回0/3を4失点と振るわずに早々に降板。今季8敗目(3勝)を喫した。

 初回は上々だった。直球も140キロ台後半をマークするなど力のある球を投げこみ三者凡退に抑えたが、二回は茂木に適時打を浴びて先制点を奪われた。

 三回になると球威が落ちた。1死一塁から鈴木大に145キロ直球を右中間へ運ばれる6号2ランを許した。その後のピンチは何とか脱したが、続投した四回は先頭の茂木に141キロ直球をバックスクリーン下の「ラッキーゾーン」部分へ弾き返された。これで1-4となり、ノックアウトとなった。

 石川は今季、自身初の開幕投手を務めたが、6月以降に調子を崩して先発4連敗を喫した後は中継ぎに回っていた。この日は18日ぶりとなる先発機会に意気込んでいたが、降板後は「完全に自分の力不足です。申し訳ないです」と言葉を絞り出すのが精一杯だった。

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