楽天・炭谷が移籍1号「銀次がいるので銀ちゃんと呼びづらいかも知れないですけど」
「楽天-西武」(11日、楽天生命パーク宮城)
巨人から楽天に金銭トレードで加入した炭谷銀仁朗捕手が移籍後初本塁打を放った。巨人でも6月3日・西武戦で2ランを放っており、同一シーズンでの両リーグで本塁打を放ったのはプロ野球史上5人目となった。
6-3の八回1死一、二塁で初球の真ん中直球を強振。完璧に捉えた当たりは左中間まで達した。この日は先発マスクを太田に譲ったが、途中出場から快音を響かせた。
雨が降りしきる中、移籍後初めてのお立ち台にも上がった。インタビュアーからの「今季1号は仙台で生まれた」との言葉に「今シーズン2本目です!笑」と答え、観客の笑いを誘った。
さらに「東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍してきました炭谷銀仁朗です。銀次がいるので『銀ちゃん』とは呼びづらいかもしれないですけど、これからよろしくお願いします」と自己紹介し、もう一笑い誘った。
炭谷は移籍後4安打目で待望の初弾。前日の10日の同戦では本拠地初ヒットを放っていた。