オリックス・7月初黒星 中嶋監督、則本昂に脱帽「ああいう投手を崩していかないと」

9回、勝ち越されオリックス・中嶋聡監督は投手交代を告げベンチに戻る=京セラドーム大阪(撮影・山口登)
9回、勝ち越しを許す降板する平野佳=京セラドーム大阪(撮影・山口登)
8回、則本昂は宗を三振に打ち取りガッツポーズ=京セラドーム大阪(撮影・山口登)
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 「オリックス2-7楽天」(6日、京セラドーム大阪)

 オリックスは同点の九回に投入した守護神・平野佳がディクソンに一発を打たれるなど3安打を集中され途中降板する誤算。6連勝はならず7月初黒星となった。

 今季初先発となった本田は5回2失点と踏ん張った。

 中嶋聡監督は「自分で立ててきたであろう課題に関しては全部ができたわけではないでしょうけどある程度できたと思いますし、その点では非常に良かったと思います。明確な課題というのは見えますし、自分でも言っていた。そこをやっていかないといけない」とある程度の評価はしながらも課題も口にした。

 打線は初回に安達の2点打で1度は逆転するも則本昂の前に二回以降わずか1安打と封じ込まれた。

 「本当にコントロールも良かった。ああいう投手をどうにか崩していかないといけないんですけど。初回に点を取ったんでもう少しどうにかしていかないといけないと思いながらズルズルいってしまいましたね」

 追加点が奪えていたら。

 「ああいう形になってしまった。リードしてどんどん渡したかったですけど」

 7日は田嶋を先発に立てて、田中将から勝ち星を奪いに行く。

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