愛知の公立の星・刈谷 コールド発進!最速150キロ右腕・遠藤が毎回奪三振ショー
「高校野球愛知大会・1回戦、刈谷10-0瑞陵」(4日、春日井市民球場)
愛知県有数の公立進学校の最速150キロ右腕が快調に滑りだした。刈谷の遠藤泰介投手(3年)が先発で4回を1安打無失点。毎回の6三振を奪う快投で、コールド発進した。
雨でぬれたマウンドをものともせずに力投した。四回1死からツーシームを右前に運ばれ、初安打を許したが「テンポよくストライク先行できた」。直球は視察したオリックスのスピードガンで147キロを計測。制球も安定し無四球で終えた。
昨年まではメガネ姿もコンタクトレンズに変えた。「さわやかになったと言われる」。日本ハム・吉田輝星似の端正な顔で照れながら話した。5月の東邦との練習試合で150キロを計測。「どっちの選択もできるように、どっちも頑張りたい」。進学校だけに進学有力と見られていたが、即プロの道も残されているようだ。