「ＤｅＮＡ１－３巨人」（３日、神宮球場）

　ＤｅＮＡが反撃及ばず巨人に敗れ、これで同カードは開幕から３引き分けを挟んで８連敗。１１戦白星無しという屈辱の事態に、三浦監督は「やられっぱなしなんで、まず一つ勝てるように頑張ります」と語気を強めた。

　先発の阪口が３本のソロアーチを浴びてリードを奪われたが、打線は八回に反撃。２死一、二塁から伊藤光のタイムリーで１点を返したが、なおも一、二塁から打席に入った大和は空振り三振に倒れた。２桁１１安打を放ちながらも、巨人の小刻みな継投の前に決定打を放つことができなかった。

　「あと１本が出なかったですよね」と振り返った指揮官。連勝も５で止まってしまい、先週末に甲子園で阪神に３連勝した流れはストップ。セ・リーグの上位争いを混沌（こんとん）とさせる一敗になってしまった。