オリックス・杉本 三冠見えた!V弾18号、猛打賞4打点 勢い止まらん3連勝

 「西武3-5オリックス」(2日、メットライフドーム)

 これぞ4番の一発だ。初回2死一塁からオリックス・杉本は渡辺の8球目、高め真っすぐを豪快に左翼最上段まで運ぶ先制2ラン。相手先発・佐々木がわずか3球で福田に頭部死球で危険球退場。続く宗は併殺打で嫌な雰囲気になりかけたが、杉本がすべてを振り払った。

 18本塁打はソフトバンク・柳田、ロッテ・マーティンと並んでリーグトップタイ。

 「今しかトップじゃないと思います。(本塁打王は)夢のまた夢という感じ。気にしないようにします」

 本人は謙そんするが、三回1死満塁から内野ゴロで1打点を挙げ、七回1死一、二塁は左前適時打でダメ押しの1点。2018年7月17日以来、3年ぶりの1試合4打点で54打点。トップの楽天・島内に3点差に迫る2位。そして今季4度目の猛打賞で打率・331に上昇。こちらも同・342の吉田正に次ぐ2位と、三冠王すら視界に入る活躍ぶりだ。

 「ないっすね。それはないと思うんで、自分ができることを一つずつやっていきます」

 実は短いズボン用のソックスを忘れ、西野に借りた。「きょうは西野さんのおかげです」。190センチの杉本に対して西野は167センチ。『B』の文字が伸びているように見えたのは愛きょうか。

 3連勝で2014年の最終戦以来7年ぶりの貯金9。中嶋監督は「ほぼラオウで決めた試合」と絶賛。7月も快進撃は続く。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス