東海大相模・門馬監督が今夏限りで退任、今春センバツで次男・功外野手と親子鷹V

東海大相模・門馬敬治監督
優勝旗を手にした次男の門馬功(右)と並ぶ東海大相模の門馬敬治監督
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 今春センバツで優勝した東海大相模・門馬敬治監督が今夏限りで退任することが1日、わかった。史上8校目の甲子園春夏連覇へ向け、10日から開幕する第103回全国高校野球選手権神奈川大会から最後の戦いへ挑む。

 門馬監督は東海大相模3年時に主将として夏の神奈川大会で準優勝。東海大へ進学したが、腰痛でマネジャーに転身した。卒業した1992年から同大学のコーチに就任し、96年からは東海大相模のコーチ、99年4月から現在まで同校の監督を務めている。

 就任から1年で2000年春のセンバツに出場し、同校を同大会初優勝に導いた。これまで甲子園春夏通算12度出場し、春は00年に加えて11年、次男・功外野手(3年)と親子鷹だった今春の3度全国制覇。夏は15年に小笠原慎之介(現中日)らを擁して頂点に立っている。

 恩師である故・原貢氏の薫陶を受け、強打と積極走塁の“アグレッシブ・ベースボール”を掲げながら激戦区・神奈川で常に優勝争いを演じてきた。阪神・遠藤成、巨人・菅野智之、広島・田中広輔ら数多くの教え子をNPBへ輩出。卓越した指導力で高校野球界をリードする存在だ。

 同校は昨夏の独自大会を含め、今春の神奈川大会まで6季連続で制すなど県内の公式戦では41連勝と無敵を誇る。今夏の神奈川大会でも連勝を7つ伸ばせば、史上9度目となる甲子園春夏連覇の挑戦権を得る。有終の美を飾るべく、名将が最後の指揮を執る。

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