ヤクルト・村上 セ最年少“球宴弾”狙う ホームラン競争テルより打つ!
ヤクルトの山田哲人内野手(28)と村上宗隆内野手(21)が28日、「マイナビオールスターゲーム2021」にファン投票で選出された。2度目の出場となる村上が誓ったのは、史上最年少の“セ・リーグ球宴弾”だ。
感謝の放物線を描く。今回のファン投票では2位に約6万票の差をつけて圧勝。「すごく光栄」と言い、「まだ本塁打を打ったことがないので、打ちたいなと思います」と約束した。セ・リーグでの最年少球宴本塁打は1970年、21歳10カ月で放った三村(広島)が最後で、21歳5カ月の主砲が挑む。
また現在両リーグトップの22本塁打を放っている村上は、ホームラン競争の選出にも期待がかかる。阪神・佐藤輝(近大)と争う可能性もあり「もし対決するなら、佐藤選手よりたくさん本塁打を打てるように頑張りたい」と意気込んだ。
現在3位と浮上を目指すチームは、29日から首位・阪神との攻防に向かう。「上位チームに勝たないと上にはいけない」と村上。球宴を後押ししてくれたファンへ。まずは勝利で恩返ししたい。