DeNA 4発で虎粉砕!首位相手に今季初の同一カード3連勝
「阪神3-8DeNA」(27日、甲子園球場)
DeNAは4発で首位・阪神を粉砕した。敵地で今季初の同一カード3連勝。阪神戦では2015年4月9日以来、6年ぶりだった。三浦監督は「首位の相手にこういう戦いができる。選手たちも自信を持ってやってほしい」と笑顔を見せた。
初回から強烈なパンチを食らわせた。2死二塁でオースティンが甘く入った変化球を捉え、バックスクリーンに先制17号2ラン。来日2年のオースティンは阪神相手に通算打率・361、9本塁打、25打点とカード別でいずれも最多。まさに“ハマの虎キラー”だ。
もう一人の助っ人も黙ってはいない。ソトが四回に11号3ラン、八回に12号ソロを放った。切り込み隊長の1番・桑原も前日の決勝2ランに続き、5点差の五回に7号ソロ。桑原は自身2度目のサイクル安打まであと二塁打まで迫ったが、達成ならず。それでも「大貫の勝利に貢献できてよかった」と喜んだ。
借金は14だが、投打ともにかみ合い始めたのは確かだ。指揮官は「逃げずに勝負した」と3連戦で4失点だった投手陣も褒めた。